長崎かくうちの記録

長崎やその他もろもろいろんな場所の酒屋酒場なんかで呑んだ実録ノートですねん。

永田酒店@中川町

長崎に縁(ゆかり)のある西洋人は多いんですが、その中でもグラバーとシーボルトは別格ですよね。

 

そのグラバーの旧邸宅は南山手のグラバー園の中にあり、誰もが知っている長崎の重要観光地のひとつ。

 

そしてシーボルトの旧邸跡および彼が手がけた私塾(鳴滝塾)跡も国の史跡に指定され、その隣りにはシーボルト記念館として彼の関係資料が展示、グラバー園ほどではないんですが、長崎観光で外せない場所なんです。

 

そんなシーボルト記念館に通ずる小道の入口に目印のように建っているのが永田酒店。

 

ココには初めて来ました。

 

酒屋があればいつものように覗いてみます(笑)

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おおっ!飲んでるじゃないですか(笑)

 

時間も17時ちょっと過ぎだし、ちょっくら飲んでいきましょう(笑)

 

一見なので、店主のお母さんに「ここで飲んでいっても大丈夫ですか?」なんて声をかけると、「どうぞどうぞ」と優しく受け入れてくれました。良かった!

 

まずは発泡酒で様子見(笑)

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キリン淡麗生350ml缶。164円。

 

ココはカウンターが一本あるんですが、

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お父さん達で満席。だから最初は商品の置いてある机で飲んでましたね。

 

その商品というのがビックリ!

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 11円、22円、32円・・・。そう、駄菓子なんですよ。

 

なのでつまみもそんな駄菓子の中からチョイス。

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長崎育ちの人なら「懐かしい!」の声がでるはず。やまとの味カレー、22円。

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ただのカレー風味のえびせんなんですけどね。

 

ところでコレって佐世保の会社が作っていたみたいです。知らなかったよ(笑)

 

駄菓子が置いてあるので小学生の客も頻繁にやってきてました。その子供たちが10円20円を握りしめて買う姿。今も昔も変わらないんですね。

 

お父さん世代と子供たちが同居する店。ココは下町っぽいいい雰囲気なんです。

 

カウンターの席が空いたので、カウンターで一杯。

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秋田の八重壽貯蔵酒生、通称花火カップ。220円。

 

これも懐かしいですね。東京の下町での酒屋飲みでは定番の銘柄。東京に住んでいた頃はよく飲みました。

 

ココの客のほとんどはこの近辺に住んでいる方らしいです。昔は店内いっぱいに飲み客がいて、たいそう盛り上がっていたと常連さんから聞きました。あとシーボルト記念館帰りの観光客もたまに来るらしいですよ。

 

もう一杯だけ飲ませてください。

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いつもの杵の川カップ、227円。

 

そういえば店内には人懐っこい黒猫もいましたよ。

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ペー君とロン君。この写真がどちらなのかわかりませんが(笑)

 

隣りにいたお父さんにお酒をいただいたりして、

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居心地が良かったので長居してしまいました。

 

でもそろそろ帰りますね。

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今宵も楽しかったです。

 

皆さんありがとう。

 

入店難易度★

つまみ充実度★★(乾き物中心。懐かしの駄菓子で飲めますよ)

瓶ビール→大瓶はキリンクラシックラガーアサヒスーパードライ

日本酒コップ酒→カップ酒(八重壽花火カップ、杵の川カップ)

焼酎コップ酒→ダイヤカップ

 

味カレーを食べたい!

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